日本の健康志向の根底

世界的にも健康に対する意識が高まってきていますが、日本における意識の高まりもまた顕著なものです。国が行ってきた健康日本21の取り組みは国家事業としての認識は高くはなかったものの、確実に個人の意識を変革させてきました。働き過ぎでストレスを受けることが多く、お酒を飲む機会も頻繁にあり、男性の喫煙率も高かったのが日本の特徴です。こういった健康へのリスクを高める要因から離れる傾向が強くなってきているのは、健康日本21の取り組みを通して地方自治体や各企業レベルで健康へ向けた取り組みを積極的に行ってきた成果であると言えるでしょう。

健康日本21自体は個人の取り組みを推進するものですが、その影響を受けて社会状況を変えることにより、個人が健康を目指す取り組みをしやすくしてきているというのが実情と言えます。各所で分煙が行われるようになったり、若い世代の飲酒量が減ってきていたり、余暇を仕事に費やさずにレジャーに利用する動きが強まったりしてきているのは、そういった意識が企業レベルあるいは個人レベルで反映されてきた結果です。国の取り組みについて個人があまり理解していないということは珍しくはありません。しかし、企業や各種団体というのは国の動きに敏感であり、企業や各種団体の動きを通して個人が影響を受けるのはよくあることです。そういった流れを経て広まったのが現代の健康に対する意識であり、これによって将来的にも健康志向が続いていくと期待されています。

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